「日本僑報」の報道によると、日本僑報社日中交流研究所は1日、東京において第6回日本人による中国語作文コンクール募集要項を発表した。この作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催し、在日本中国大使館、人民日報社人民網、国家漢語国際推進指導グループ事務室(国家漢辧)、中日友好協会等が後援するものである。
第6回日本人の中国語作文コンクール募集要項によると,中国の急速な発展に伴い、中国製品は今や全世界にゆきわたり、各国民衆の生活必需品になっている。日本においては、中国製品が日本人の生活の各分野に進出し、日常生活上不可欠の重要要素となっている。第6回日本人の中国語作文コンクールのテーマは「中国製品と日本人の生活」とされ、コンクール参加者が日常生活の中で接する中国製品への感想並びに体験を執筆し、勇躍投稿されることを願っている。日本の皆さんのご希望を叶えるべく、今回から「自由テーマ」部門を設け、主催者側の規定テーマ以外に、投稿者が自由に,任意のテーマで応募できるようにした。
この度のコンクール参加者の資格は、「中国語の出来るすべての日本人」となっている。作品は「社会人の部」と「学生の部」に分けて審査され、最優秀賞並びに一、二、三等賞を獲得した作品は書籍として日本僑報社から出版される。最優秀賞を獲得した者には「中国大使賞」が授与され、中国往復航空券が贈られる。今回の作文の応募形式は前回と同様、メールによる投稿方法で、期限は9月30日となっている。詳しい規定は主催者側の公式サイトduan.jp/cn/をご覧ください。
日中交流研究所主催の、日本人による中国語作文コンクールは、2005年から始まり毎年一度行われ、既に5回に渡って成功をおさめ、毎回日本、中国各地、時には韓国、米国等からの参加作文も収録されている。これまでの受賞作品はすべて書籍として日本僑報社から出版されている。過去5回の受賞作品集『我们永远是朋友』、『女儿陪我去留学』、『寄语奥运寄语中国』、『我所知道的中国人』、並びに『致中国旅行者』は出版された後、日中両国において大きな反響を呼び起こしている。
日中交流研究所は日本人による中国語作文コンクールを主催すると同時に、又、中国人による日本語作文コンクールをも主催している.今年の三月までに日本語作文コンクールも既に五回実施している。第二回日本語作文コンクールの受賞作品集『女儿陪我去中国』を出版した後、日本社会に多大な反響を巻き起こし、『朝日新聞』(2006年12月24日)書評委員会は最も推薦に値する『年度図書』三冊の内の一冊と評した。日中両国にまたがるコンクールは実施して5年、今や中日文化交流を推し進める輝かしい存在として知られている。これと同時に、日本僑報社が立ち上げた『星期日漢語角』も又、既に中日民間交流の重要な舞台、並びに世に知られた存在となり、作文コンクールと共に良好的な交流関係を形成している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年4月2日