中国通信=東京の報道によると、日本僑報社日中交流研究所主催の「第5回日本人の中国語作文コンクール」表彰式とコンクール受賞作品集「中国人旅行者のみなさまへ―日本人からのメッセージ」の発売式が30日午後、東京華僑会館で盛大に行われた。許沢友中国駐日総領事が程永華大使の代理として式典に出席し、最優秀賞を受賞した川松若菜さん(学生の部)と佐藤美緒子さん(社会人の部)に「中国大使賞」を授与した。
表彰式には許沢友総領事のほか、廖雅彦東京華僑総会会長、石橋宏中国南方航空代表、末松義規、菊田真紀子、近藤昭一各衆議院議員、西田実仁参議院議員、渡辺信之外務省地域調整官、村上立躬日中友好会館理事長らが出席してあいさつした。また受賞者代表とその家族、日中友好、メディア関係者80人余りが参加した。
程永華駐日中国大使、井頓泉中国人民対外友好協会副会長兼中日友好協会副会長、潘慶林全国政協委員、江田五月参議院議長、村山富市、福田康夫両元首相、野田毅衆議院議員・日中協会会長、高村正彦衆議院議員・日中友好議員連盟会長らが祝電を寄せた。野田毅、日本滔天会代表、日本湖南友好使者の宮崎蕗苳氏が花輪を贈った。
江田五月議長は祝電で次のように述べた、第5回中国語作文コンクールの表彰式のご盛会をお慶び申し上げ、心触れ合う本当の交流を続けている素晴らしい企画に心より賛同している、益々のご発展と日中の交流の一層の進展を期待する。
村山富市氏は祝電で、次のように指摘した。コンクールは5年前の開始以来、中国語を学ぶ日本人の間で強い反響を呼び、中国語学習を推進する大きなイベントになっている。若い世代が日中友好交流の架け橋になり、今後の日中友好事業の重任を担うよう希望する。日中間の相互理解を深め、日中友好交流を促進し、応募者が一層多くなり、レベルが上がるよう期待している。
福田康夫氏は祝電で、次のように指摘した。コンクールが始まって以来、毎年各年齢、各階層の皆さんが幅広く参加し、日中友好事業の促進面でますます大きな役割を果たしている。応募者の皆さんが、日中間に意思疎通の橋を架け、日中友好交流を一段と促すよう希望し、今後の活躍を心から期待している。
程永華大使は祝辞で、次のように指摘した。人文交流の強化は中日両国の戦略的互恵関係促進の重要な内容である。中日両国の市民がますます多く相手の言語・文化を互いに学び、両国の民間交流の促進と友好関係の発展に積極的な貢献をするよう希望する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月31日