日本式の「労働模範者」

タグ: 日本 中国 「労働模範者」 東西文化の違い 窓ガラスふき

発信時間: 2010-04-21 11:16:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

恵比寿駅の動く歩道で清掃している作業員(撮影:冮冶)

どんな職業でもひたむきな態度で

その仕事をするなら好きになることが必要だとよく言う。しかし体裁のいい仕事はともかく、他人によく思われない仕事を好きになることはできるのだろうか。日本で長く仕事をしていて思ったのは、日本人のほとんどが日本人のほとんどが何の仕事でもひたむきに取り組むということだった。これは同僚も同じ考えだ。たとえ清掃員でも一生懸命にその仕事に取り組んでいた。

多くの情報が集まる通信社。東京支社でも多くの新聞を購読し、毎日10分ごとに何部もの新聞が届く。一番早いのは朝4時10分頃で、その後はわずかの時間で郵便受けが一杯になる。

ニュースを選ぶ仕事を朝5時頃から始めていた時には、若い新聞配達人の勤勉な労働のおかげで、朝早くに手に入れた情報を北京の本社に送ることができた。新聞を見る時間が遅くなった今でも、新聞は相変わらず早く届けられる。

これは思いもよらなかったことなのだが、ニューヨーク駐在中は、支社の誰かが毎日早朝、マンハッタンまで新聞を取りに行っていた(もしかしたらそれは購読していた数がかなり多かったからなのかもしれない)。これは多分、東西文化の違いだろう。

自分の仕事を大切にすること。これは自分の労働の価値を認め尊重することだ。ある仕事は見栄えが悪く、人からあまりよく思われないかもしれないが、ずっと一つの仕事をし続けるとその人の品格が出来上がる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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