「中国経済と日本企業2010年白書」が発刊

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発信時間: 2010-04-21 11:32:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

会員企業が直面している投資環境上の課題を取りまとめ、中国政府への「建議書」として「中国経済と日本企業2010年白書」が発刊された。

「中国経済と日本企業 2010年白書」は、日本企業の目で見た中国経済の描写だ。この「白書」は、従来、北京の中国日本商会・調査委員会(事務局 ジェトロ北京センター)が発行してきた「中国経済・産業の回顧と展望」を母体としているが、次の3つの点が新味として加わった。

第一に、課題・業種をなるべく網羅的に取り上げ中国経済の全体像がわかるようにした。第二に、日系企業の進出の多い地域の経済の概況と問題点を独立の章を建てて記述した。第三に、中国日本商会及び中国各地の日本商工会議所組織の会員に、中国投資環境上の課題を広く上げてもらい各部・各章ごとに「建議」として記述した。これが最大の特徴であり、題名を変え、装いも新たに白書として刊行する原因でもある。

外資企業のうち、日本からの投資額は、香港、台湾といった華僑系投資を除くと累計でも単年度でもどの国よりも多い。「建議」では、中国全土で長期間事業に携わってきた日系企業が、中国での事業発展を追い求める過程で遭遇した様々な課題が示されている。中国の中央・地方政府とともにその改善に向けて対話し努力することによって、中国投資環境は更に良いものとなり、中日両国経済がともに発展していくことができる。この「白書」は、これから始まるであろう対話のベースになるものと考える。

白書は「共通課題・建議」、「各産業の現状・建議」および「各地域の現状・建議」の3部に分かれ、全25章、23の建議から成る。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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