トヨタが中国でレクサスをリコール 賠償は未定

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発信時間: 2010-07-06 14:25:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

レクサス(LEXUS)中国は5日、「バルブスプリング」と呼ばれるエンジンのばね部品に不具合があるとして、中国で5791台のレクサスLSシリーズをリコールすることを発表した。

今回のリコールは、製造段階で「バルブスプリング」の材料に微小異物が混入したことによる、スプリングの強度不足が原因。最悪の場合、走行中にエンジンが停止する可能性もあるという。5月21日、トヨタは中国で818台のLS460LとLS600hLをリコールすると発表した。車両のギヤ比可変ステアリングシステムの不具合により、ハンドルとタイヤの動きが一時的に一致しなくなることがあるためだとしている。

レクサス中国の説明によると、前回リコールしたLSシリーズと今回の車種は生産期日が異なり、前回のは2009年から2010年にかけて生産された車種だが、今回は2008年までに生産された車種である。具体的には、LS460は2006年9月5日から2008年7月2日までに生産され、LS460L は2006年9月5日から2008年8月1日まで、LS600hL は2007年7月3日から2008年8月21日までに生産された。

レクサスの内部関係者によると、7月中下旬から、リコール対象車の「バルブスプリング」を無料で交換する。消費者に対する補償については、まだ検討中だという。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月6日

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