「金鉱」求めて中国へ 日本も虎視眈々

「金鉱」求めて中国へ 日本も虎視眈々。

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発信時間: 2010-07-14 14:57:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本の成長産業であるスーパー銭湯も中国人の財布をねらっている。ある報道によると、日本最大のスーパー銭湯チェーン・極楽湯は、中国に日本風のスーパー銭湯を建設する計画を立てており、1店あたりの規模は日本の4倍から6倍に達する予定だ。

中国社会科学院(社会科学アカデミー)の日本経済専門家・張季風氏によると、日本企業による一連の措置は、中国市場が日本にとって極めて重要であることを表しているという。税関総署がこのほど発表した上半期の中国対外貿易統計データもこうした見方を裏付ける。同統計によると、上半期の中日二国間貿易額は1365億5千万ドルに達して前年同期比37%増加し、中国の対日貿易赤字は263億3千万ドルで前年同期の2.3倍に増加した。

張氏によると、日本経済が長期にわたり低迷していることの根本的な原因は、国内市場がすでに飽和状態にあり、経済発展のエネルギーが不足していることにあるという。海外市場の開拓が日本が低迷から抜け出すための本道であり、ここから中国が世界で成長が最も早い消費市場として重要な位置を占めていることがうかがえる。中国の市場ニーズは日本の経済を牽引し、過剰な生産能力を消化するという役割を果たしており、何者もこれに代わることはできない。

張氏によると、中日の経済関係がますます緊密化することは、双方にとって好都合だという。日本企業が中国消費市場の開拓に力を入れていることは、中国大陸部の企業のシェアを奪おうとするものだと単純に見なすことはできない。実のところ、これはかえって中国の内需拡大にプラスになる。張氏は「中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して以来の事実が証明するように、多くの懸念は杞憂だった。中国市場は巨大であり、開放がもたらしたものは良性の競争で、大陸部企業への打撃ではなかった。日本企業には管理や営業で豊富な経験があり、中国企業は大いに学ぶべきだ。秩序ある良性の競争がもたらすものは、業界の進歩と市場の反映であろうし、これは中国の構造調整や消費の促進にとって積極的な作用をもたらすといえる」と話す。

「人民網日本語版」2010年7月14日

 

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