尾形武寿日本財団理事長に受賞作品を贈呈する郭文娟さん 日本僑報社提供
「日本僑報」によると、7月13日、訪日中の「第5回中国人の日本語作文コンクール」学生の部最優秀賞(日本大使賞)受賞者郭文娟さん(青島大学3年生)は、日本財団尾形武寿理事長を受賞の報告とお礼のため訪問した。
郭文娟さんは尾形理事長に受賞作「循環型社会事業に取り組む日系企業」を作品とした動機を説明し、尾形理事長からはお祝いの言葉と共に中国における環境汚染の現状を憂えその対策に、環境汚染先進国日本の経験が生きるものと事例を交え話された。
主催者の招聘により来日した郭文娟さんは、日本財団を訪問したほか、日中文化交流センター、東京大学、早稲田大学なども見学し、多くの日中友好活動に参加した。
第5回中国人の日本語作文コンクールは、日本僑報社・日中交流研究所が主催、在中国日本大使館、人民日報社人民ネット、日中友好7団体、中日友好協会が後援、日本財団と日中文化交流センターが特別協賛。中国全国28省市区から1393本の作品が寄せられた。青島大学日本語学部学生の郭文娟さんは、優れた日本語で最優秀賞(日本大使賞)を受賞。ほか62名の受賞作品を収録した受賞作品集『中国への日本人の貢献』は、日本僑報社より刊行され、好評発売している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月15日