舟山貴志(中)が日本僑報社のスタッフと。段躍中撮影。
「日本僑報」によると、7月15日、第五回日本人の中国語作文コンクール一等賞を受賞し、最近中国長春から高校での留学生活を終え日本へ一時帰国した日本人留学生舟山貴志がコンクールを主催した日本僑報社を訪れ、彼自身と家族の感謝の気持ちを表した。三年間の中国留学の生活で舟山貴志は流暢な中国語で話、将来の理想を語った時、前途洋々たる夢があり、青年の意気込みに日本僑報社のみなさんを感動させた。
舟山貴志は高校留学生活を振返った時に、中国の高校は規則で朝七時十分前には登校する必要があり、この点はとても大変だったと語っていた。また一年生の時、彼は先生が黒板に書く字が連体字で字の規則性がなく殆ど理解できなかったとも語っていた。しかし、二年生になると、大体は理解でき、勉強の面でもゆっくりと中国の学生のステップについて行ける様になったそうである。
日本僑報社のスタッフは彼に留学生活で不便な事が無かったか訊ねると、彼は直ぐ正直に、中国へ来てから日本料理が懐かしいと語った。長春でも日本のラーメンはあるので満足しているが、しかし寿司などは高くて不味いのでその点は不便だと語った。他の面では特に不便な事は無いと語った。また現在はインターネットが発達しており、日本の友達と良く連絡を取り、家族ともスカイプしたりするので、交流の方面で不便は無いと語った。
舟山貴志は現在中国の連続ドラマ《農村ラブストーリー》に夢中だそうで、劉能という役者がとても好きだと語った。そのため、舟山貴志の中国語は東北地方の訛りがあり独特の雰囲気がある。
最近中国対外経済貿易大学に合格した舟山貴志は今後中国が今以上に発展し、アジアと世界での重要な役割になることを期待していると表した。八月末から北京で始まる新たな留学生活、これも新しい挑戦となる。そのため、舟山貴志はこれから多くの日中交流活動に参加し、二ヶ国間の活発な交流を望み、特に青年間の相互理解に貢献していきたいと考えていると語った。
舟山貴志が中国留学中の積極的な各中日交流活動の参加を支持するため、日本僑報社は彼を北京駐在通信員として任命し、各中日交流活動をインタビューしてもらうと共に、メールマガジン日本僑報電子週刊にてコラムを作り、彼の留学生活を紹介してもらう。
8月8日に東京芸術劇場で行われる東京漢語角(中国語コーナー)3周年記念大会で、舟山貴志は皆さんに自身の留学生活を紹介する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月22日