日本の宮本雄二・駐中国大使が20日、離任を前に記者会見し、後任で民間から初起用となる伊藤忠商事前相談役の丹羽宇一郎氏(71)について「新たな視点を加え、日本の対中外交をさらに重厚にすべく積極的に貢献してほしい」と激励した。「環球網」が伝えた。
宮本大使はまた「中国では経済の急速な成長に伴い、社会にも天地が覆るほどの変化が生じている。十分な心構えをして、素早く変化に対応しなければならない」と強調した。また、在任中最も印象深かった出来事として、安倍首相(当時)の訪中や、08年5月の四川大地震の際に日本の派遣した国際緊急救援隊が中国で高く評価されたことを挙げた。
「人民網日本語版」2010年7月22日