日本への個人旅行急増? ビザ代行料割高で新動向

日本への個人旅行急増? ビザ代行料割高で新動向。 多くの消費者が待ち望んでいた今月1日の日本の個人観光ビザ発給要件の緩和に伴い、業界内では7月と8月に日本への個人旅行が急増すると予測されていたが、どうやらその予測は外れ、市場に新たな変化が起きている…

タグ: 日本 個人旅行 ビザ 代行料 割高 動き

発信時間: 2010-07-27 15:43:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽ビザ申請代行料が高い理由

1500元の手数料のうち、領事館に支払われる約200元以外は、代行機関自らが申請代行手数料を決める。手数料がどうしてこんなに高いのか?その理由は3つある。

第一に、日本の個人観光ビザはまだ個人が直接申請できず、代行機関に必ず代行してもらう必要があるため。

第二に、その手続きは複雑で、リスクも高い。日本の個人観光ビザの手続きは複雑で手間もかかる。例えば、ビザ申請者の資料は旅行会社の専門スタッフが上海まで持っていかなければならない。個人ビザの場合、旅行会社は日本現地の旅行会社による保証が必要となるなど。このほかリスクも高い。旅行者が一人でも日本にそのまま留まるようなことになれば、旅行会社は高額の賠償費用を負担しなければならない上、代行資格も取り消しとなる。

「個人ビザの代行手数料を高く設定しているのは、顧客の消費力が高いほど、資産があると判断され、担保のリスクも小さくなる」と旅行会社の担当者は話す。

第三に、今の時期は旅行シーズンで、旅行会社は団体ツアーの手配だけでも忙しく、手続きがめんどうでリスクの高い個人観光ビザにまで手が回らないといった事情もある。

浙江省では日本の個人ビザの申請代行を一時停止している旅行会社がいくつかあり、担当者は、「団体ツアーだけでも手が足りない。個人ビザは時間ができてから」と説明する。旅行会社にとっては、主要業務である団体ツアーをまず確保する必要があるのだ。

「人民網日本語版」2010年7月27日

 

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