7月26日、第6回世界華人フォーラム「中国におけるイノベーションと低炭素開発」のサブフォーラムで、日本の北海道華僑華人連合会副会長の共放鳴博士が水を浄化する薬品の実験を行った。博士が自らが研究開発した薬品を付近の庭園から採取してきた泥水の中に入れ、10秒ほど前後左右に揺り動かすと、水の中の汚物は綿条になり下に沈み、博士はその上澄み部分の水をその場で飲んだ。参加していた代表たちはその珍しさを口々に賞賛した。博士は、この薬品は、生活汚水を処理して飲用水に変えることができるもので、使用コストは1トン当たり0.2元だと説明した。また、この技術を応用して、祖国の農村で、人々に清潔な水を飲んでもらうのが夢だと語った。
「人民網日本語版」2010年7月27日