北京で画家をしながら「専業主夫」生活(1)

北京で画家をしながら「専業主夫」生活(1)。

タグ: 中国 日本 北京 画家 専業主夫 生活

発信時間: 2010-08-03 15:15:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

お茶漬けのりとふりかけ

北京のあちこちでMUBUNGさんの描いた絵を拝見した私は、是非インタビューさせていただこうと連絡した。ところが、実際にインタビューしてみると、ご本人は「私は、基本的に主夫なんですよ」との回答。奥様が働く昼の間、家事の合間に絵を創作しているという。そんなMUBUNGさんに、中国に来たいきさつや、絵を描くようになったきっかけ、奥様との生活などを語ってもらった。

中国に来られたきっかけは、留学と聞きました。中国語を勉強しようと思ったきっかけは?

単純に小学校高学年の時にジャッキー?チェンの映画を見て、 面白いなと思って。それから、大学時代にも台湾からの留学生がたくさんいまして、中国に興味を持ったからです。

ちなみに大学は工学部で、中国語とは全く関係ありませんでした。大学を出てからは3年くらい働きました。

それから漢語進修生として1995年に、首都経済貿易大学に留学したんです。留学は全部で3年間くらい。でもほとんど遊んでた。遊学ですよね。(笑)

当時の中国で、日本との違いを感じましたか?

今はあるけど、当時はモノがなかった。お茶漬けのりとかふりかけとか。今は日本で買いだめして持って来ています。

あと不便なのは塩ですね。日本の塩は「ミネラルなど」が入っているから、中国の精製塩とはうま味が違うんです。料理の要になる塩だけは抱えて持ってきていますね。

中国で過ごすなかで、印象に残ったことは?

97年、トウ小平氏がなくなったときは、その日に天安門に行きましたが、みんな泣いてました。トウ小平氏は偉大な指導者で、あの人のおかげでここまで来ているとみんなが感じている。それがすごい印象に残りましたね。(つづく)

「人民網日本語版」2010年8月3日

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。