日本は昨年、やっと世界経済危機の暗い影から抜け出し、経済の状況も徐々に好転してきた。そして日本を観光に訪れる外国人も増えつつあり、日本政府観光局は外国人観光客の日本での好みの飲食を理解するためにアンケートを行った。
調査結果によると、好みの食べ物は「寿司」「ラーメン」「刺身」の順で、日本の観光に最も期待していることは何かという質問では、「食事」と答えた人が「ショッピング」を上回ってトップに輝いた。どうやら日本の旅行は「グルメの旅」になっているようだ。
さらに「どんな食べ物に満足したか」という質問では、「寿司」を選んだ人が42%で、「ラーメン」は21%、「刺身」は20%だった。ほかに「天ぷら」や「うどん」を選んだ人もいる。国別だと、「寿司」はタイ人やイギリス人が多く、「ラーメン」は台湾人、中国大陸部の観光客は台湾人と違い「刺身」を選ぶ人が多かった。
調査によると、食事に最も期待を寄せていたのは韓国人で、マレーシア人、米国人、フランス人、ロシア人と続いた。日本が誇りとする温泉は3位に下がった。
日本政府観光局は毎年、夏、秋、冬に、観光客の好みに対するアンケートを実施しており、今回の調査は成田空港や関西空港などで約1万5000人の観光客に対して聞き取り調査が行われた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月9日