世界的に有名な投資銀行の野村は6日に「マーク・ウイリアムズ(Mark Williams)氏を日本以外のアジア株式資本市場総裁に任命した」と発表した。それは野村が世界、特に、高い成長を続けている日本以外のアジア市場に向け、株事業を強化するための一歩となった。
野村によると、日本以外のアジア株式市場で調達した資金はすでに米国、欧州、中東、アフリカの株式市場での調達資金を超えており、資金調達は将来、続いていく見通しだ。野村はチャンスに満ちているアジア市場にわくわくしており、株式市場は野村の重点事業だ。
野村はこのほどの活発なアジア株式市場で潤い、7月の2週間に韓国ハイニックス半導体の株計4.91億ドル、マレーシアテレコムの株1.81億ドルを売却した。
マーク・ウイリアムズ氏は野村に入社する前、UBSアジア株式資本市場総裁を務めた経験があり、過去14年間にアジアで資金調達額が最も高いIPO、新規引受権発行、大型株売買などを含め、一連の取引を成功させた。
「新華ネット」より 2010年8月9日