米紙『ロサンゼルス・タイムズ』は8月2日、「日韓は中国人観光客を歓迎する絨毯を広げた」という文章を掲載した。その内容は以下の通り。
ある若い中国人観光客がソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)に立ち、仰天した。世界最多の人口を抱え、古い文化のある国から来た李文清さんは、ごった返す観光客や歴史ある旧跡に対してはまったく興味を持たないかもしれない。しかし彼女は今までこのようなことを目にしたことはなかった。「化粧品が本当に安い」と、李さんはつぶやいた。
資料写真:仁川空港から韓国に入国する中国人観光客
長期にわたる政治に関する争いや深刻な外交問題が存在する東アジア地区だが、日本と韓国は中国の増え続ける中産階級に向け大きな扉を開き始めた。当然、多くの評論家からは単に経済的利益のためだとの批判がある。
数多くの中国人観光客には大きな購買力があり、彼らのブランド品好きは日韓を屈服させ、日韓両国は7月にこの社会主義国家の観光客へのビザ発給条件を緩和した。