日本側は米国大使が謝罪することを期待していた。しかし米国の世論は日本側の期待とは全く異なる。原子爆弾投下の是非に関する米国世論の調査では、61%の人が「正しかった」と答えており、「間違いだった」とする22%を大いに上回っている。歴史は無情だが仕方がない。米国の原子爆弾を受けた日本は今、米国の核の傘下で守られている。これは日本の核兵器問題におけるもう一つの「ねじれ」だ。
核を憎む人たちの側で核兵器を主張する人も
普通では考えられないことだが、大部分の日本人が核兵器を深く憎む8月に、核兵器を持つべきだと広島で宣伝する人もいる。ここにも「ねじれ」が見受けられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月10日