15日は中国人民抗日戦争勝利から65周年の記念日である。この日の午前、第二次世界大戦期間中に日本に強制連行・強制労働された犠牲者の遺族や生存者、日本からの参加者と南京各界の代表300人あまりが南京で平和集会を開き、南京大虐殺で殺害された30万人の同胞を供養し、抗日戦争勝利65周年を記念した。
新華社通信によると、平和集会は侵華日軍南京大虐殺紀念館の平和公園で行われた。朱成山館長は、「この記念すべき日に、内外各界の人がここで平和集会を行うことは、人々が戦争に反対し、平和を求める願望を表している。歴史をしっかり心に刻み、鏡にしてこそ、未来に向けた恒久の平和を実現することができる」と述べた。
なお、14日午後、第二次世界大戦の期間中に日本に強制連行され、犠牲となった6830人の被害者を追悼するため、生存者や犠牲者の遺族、日本からの参加者50人近くが記念館の広場で6830足の布靴を供えて、供養式を行ったた。
このイベントは、花岡平和友好基金管理委員会、在日華僑中日交流促進会、台湾人民文化教会の共催による記念イベント「忘却してはならない歴史」の主な内容でもある。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年8月15日