日本の仙谷由人内閣官房長官は8日午前の定例会見で、中国漁船事件について「事態のエスカレートを避けるべきだ。日本国内も冷静に対処していくことが必要だ」と表明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
仙谷長官は「日本国内はヒートアップせず、冷静に対処していくことが必要だ。これからは外交的な話し合いを通じて処理しなければなならない」と述べた。
7日午前、中国のトロール漁船1隻(船員15人)が釣魚島付近で操業中、日本海上保安庁の巡視船1隻がやって来て衝突した上、妨害。漁船と船員を沖縄県石垣市へ連行した。8日、日本海上保安庁は漁船の船長を逮捕した。
「人民網日本語版」2010年9月9日