日本が釣魚島付近で違法に中国漁船を拿捕し、乗組員の身柄を拘束した事件は、発生からすでに120時間が経過した。事件の発生した7日午前10時15分から12日昼までの6日間に、外交部は日本側に厳正な申し入れを計7回行った。
日本の石垣簡易裁判所は10日、公務執行妨害容疑で逮捕された勝椛エ雄船長の10日間の拘置を認めた。楊潔チ外交部長は同日、日本の丹羽宇一郎駐中国大使を呼び出し、日本側が釣魚島付近で違法に中国漁船を拿捕し、乗組員の身柄を拘束した件について、厳正な申し入れと抗議を行った。
最新の情報によると、12日未明、戴秉国国務委員も日本の駐中国大使を緊急に呼び出し、日本側が釣魚付近で中国漁船を違法に拿捕した件について、誤った情勢判断をせず、賢明な政治判断をして、直ちに中国側乗組員を釈放し、漁船を返還するよう日本側に促した。
「人民網日本語版」2010年9月13日