中国の新富豪家族企業、日韓と同じ道を辿るのか

中国の新富豪家族企業、日韓と同じ道を辿るのか。

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発信時間: 2010-09-16 13:22:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「紅色企業家」など中国の大金持ちの3つのタイプ 

中国で誕生した新しい富豪家族が将来もたらす影響は大きい。

発展した経済大国で家族企業が3代目までもつことはなかなかない。市場経済の威力を過信し、その中で激しい競争を勝ち抜き、自分たちの会社を何代も守っていくことは簡単なことではない。

一方、日本や韓国などの東アジア諸国では、経済と政治の世界が繋がっているのが当たり前で、その為家族企業は長く生き残れる。韓国の三星(サムスン)グループ(SAMSUN)はすでに3代目まで来ているし、日本の三菱グループや住友グループなどは戦前から何代にも渡って受け継がれてきた大財閥である。中国の未来の家族企業が日本や韓国のようになる可能性は高い。

しかし、日本と韓国のそういった大企業も近年、なかなか厳しい状況に追い込まれている。中国の新しい富豪家族企業は同じ轍を踏んではならない。確かに今の世の中で、大きな集団を作ろうとしたら、政治の力を借りなければ話にならない。だが、「政治献金事件」は政治に深く関わり過ぎたが為に起こるのだ。その為、「新時代の首相」と呼ばれた鳩山前首相は長年付きまとってきた「政治とカネ」問題の解決を期待されていた。

大きな家族企業集団が世襲を続け、業界内で幅を利かせれば、市場経済の均衡は崩れてしまう。それを防ぐために、海外の国では主に2つの対策を採っている。まずは、遺産相続に高額の税金を課すこと。次に、政治と結びつくのを規制すること。

将来、中国の家族企業が業界で権力を独占しないために、上記に述べた方法は十分参考できるはずだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月16日

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