中国人強制労働者、三菱に1億元の賠償請求

中国人強制労働者、三菱に1億元の賠償請求。 中国人労働者が集団で日本企業に民事訴訟を起こしたのは国内初であり、日本への訴訟に対し中国の法律を適用し、中国の弁護士を代理とすることも前例がない…

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発信時間: 2010-09-17 15:50:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

鳳城ホテルに集まった人たち

鳳城ホテルに集まった強制労働者

三菱商事(青山)有限公司と烟台三菱水泥有限公司を相手取った訴状は中国強制労働者の法律援助団の弁護士によって山東省の高級人民法院に提出された。20年もの間、中国強制労働者は日本の法律の下、日本政府に対して損害賠償を求めてきたが、何も結果を得ることはできなかった。日本企業を相手取り、しかるべき法的救済を求めることで新たな一歩を踏み出したことになる。

60年以上前、膠済鉄道沿線の高密は中国人の強制労働の被害が深刻な場所であった。多くの山東省の労働者たちが三菱材料公司によって高密汽車駅から密封された汽車に放り込まれ、膠済鉄道を通って青島に連れて行かれた。そこから更に、日本の工業地帯に強制連行され、過酷な肉体労働を強いられた。その間に労働者たちは耐え難いほどの苦痛を味わった。1937~45年にかけて、日本では35の企業が135の地点で中国人労働者を連行し強制的に働かせていた。三菱材料公司は大量の強制労働者を使っていた企業のひとつである。

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