日本の海上保安庁の巡視船が関係海域で中国の漁船に衝突し、不法に中国の船長を拿捕した事件で中日関係は緊迫した。
香港では21日、甄子丹(ドニー・イェン)と舒淇(スー・チー)が主演した、日本の中国侵略の歴史に関する映画「精武風雲-陳真」のプレミア試写会が行われた。劇中で甄子丹は民族の英雄として登場し、日本人を殴るシーンもある。そんなプレミア試写会に、日本人女優の藤原紀香が突然登場し、主催側に気まずい空気が流れた。藤原紀香は香港でのロケを終えたばかりで、この映画の上映を知って応援に来たのだという。
甄子丹と舒淇はともに藤原紀香の登場を知らず、藤原紀香が来たおかげで気まずい雰囲気になったのではないかと聞かれた甄子丹は「そんなことはない。私たちはともに俳優だと」と話し、劇中で日本語を話す舒淇に「日本語であの島は私たちのものだと教えればいい」と言った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月26日