日本のスーパーは本当に騒がしい
日本の全てのところが皆「静けさを以って主とする」なのだろうか。そうではない。以下に「騒がしい」のでなじめない所について話をしよう。
私はよく近所のスーパーに行き買い物をする。日本のスーパーは本当ににぎやかである。お客が発する声でにぎやかなのではなく、店内で始終「店内放送」でもって次々に客を攻撃するのだ。
日本のスーパー
日本のスーパーは朝開店して営業を始め、閉店までずっとこの種の「お知らせ」を流し続ける。例えば今月何日が「お客様感謝デー」で、店がその時にどんな商品を特別価格で「ご提供」するかであったり、今日は何時から何時迄は「時間限定お買い得」か、先着50名のお客がどのような特別価格の商品を買う事できるかであったりする。放送の音は店の隅まで行き届いており、いつも自分の考えを中断させられるので、私は静かに商品を選んだり値段を比較したりする事ができなくなる。やっとこの種の放送が終わったと思うとこんどは「店の歌」が始まる。ご来店の回数が多いと誰でもこの「店の歌」を歌う事が出来るようになる。
スーパーのこの種の雑音と較べて日本の「パチンコ」は更に驚くべきレベルだ。この施設内ではパチンコ玉が動き回っており、遊戯機の動く音が大変大きい。中にいる人は大声で叫んでも互いに何を言っているかよくわからない。店員は皆ヘッドフォンスタイルのマイクをつけている。店の中は煙草の煙がたなびいており空気は悪いのだが、多くの日本人が一日中じっと座っている。私は初めてここに行った時、五分も経たないうちに逃げ出してしまった。
日本のテレビ番組の多くはバラエティと新曲ランキング紹介番組で、テレビをつけるといつも誰かが大声で叫んでいたり、笑っているのが聞こえる。更に私がどうしても理解できないのは日本の書店が大変うるさい事で、スーパーと同じように絶え間なくいろいろなニュースを流している事である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月26日