中日の仲たがい、東アジアサミットの注目の的に

中日の仲たがい、東アジアサミットの注目の的に。 アジア諸国の首脳が参加する東アジアサミットがベトナムの首都ハノイで開かれる。会議の注目はもちろん中日関係である…

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発信時間: 2010-10-29 09:59:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

【10月27日AFP東京の報道】

アジア諸国の首脳が参加する東アジアサミットがベトナムの首都ハノイで開かれる。会議の注目はもちろん中日関係である。東南アジア諸国連合(ASEAN)の中にも中国と領土問題を抱えている国はあるが、中日間が散らしている火花には負けるだろう。

今年、ますます気迫がみなぎってきた中国は既に日本を押しのけ、世界2位の経済大国となった。ライバル同士の両国は今正に領土関係でもめにもめており、ここ数年間ではもっとも深刻な争いの渦中にいる。東アジア諸国は自国の領土問題を棚上げし、中日間の争いがますます盛り上がるのを今か今かと待ち構えている。一方、中国と日本は今週に入ってもまだハノイでのサミット期間中に会談を行なうかどうか決めかねている事から、両国間の恨みが一筋縄では解決しない事が伺える。

中国外交部のスポークスマンは26日、「中国側としては、日本に両国間の関係改善を望んでいると言う誠意を行動で示してほしい。両国の首脳が会談に臨めるよう必要最低限の条件と環境を整えて欲しい」と述べた。

領土問題発生後、温家宝総理と菅直人首相がブリュッセルでのアジア欧州会議(ASEM)の際に、ごく短い非公式会談を行ってからと言うもの、両国の政府のなじり合いは再び勃発したのだった。

東アジア諸国の安全問題を研究しているオーストラリアのカール・セイヤー(Carl Thayer)氏は、「東アジアの国々は皆、中国の一歩も譲らない態度に恐れをなしている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月29日

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