「私たちは『ふじ』リンゴのふるさとから来ました。おいしい『ふじ』リンゴはいかがですか?」--。日本・青森県の三村申吾知事のあいさつで、上海万博日本産業館・青森「ふじ」リンゴが贈られるイベントが開幕した。上海万博公式サイト「世博網」が27日付で伝えた。
三村知事によると、青森県のリンゴは「日本一」と謳われ、中でも陸奥のリンゴが最も有名という。「私たちは今回、おめでたい『双喜字』(※)の字が入ったりんごを持ってきました。上海万博入場者延べ7千万人を一緒にお祝いするものです」。三村知事はさらに、リンゴには漢字だけでなく、結婚写真も入れることができると紹介。青森県は中国にもこのサービスを広め、多くの新婚新婚カップルにオリジナルの「ウェディングアップル」をつくっていきたいと考えている。
※双喜字:「喜」がふたつ。結婚のお祝いに使われる。日本でも食器などでおなじみ。
「人民網日本語版」2010年10月28日