2010年アジア・太平洋経済協力会議(APEC)が13日、14日の両日に日本・神奈川県の横浜市で行われる。会議の安全を確保するために、日本の警察はこれまでで最大規模の警備措置をとっている。
デモの影響を減少させるために、ここ数年のAPECの多くは人口が少なく、警戒が容易な場所で開催されている。しかし横浜市はAPECによる経済効果のために今回のAPEC開催の権利を積極的に獲得し、メイン会場は横浜市で最も賑やかな「みなと未来」地区となっている。同地区にはオフィスビルやデパート、ホテルなどの商業施設が林立し、大型のテーマパークもある。同地区の住民は7400人しかいないが、毎日同地区には6万7千人が出勤して働いている。神奈川県警の警備担当関係者によると、同地区はテロ襲撃の目標となる可能性のある建築物が多く、人の流れも非常に大きいため、警備業務は大きな困難をともなうという。
「人民網日本語版」2010年11月9日