米CNNのサイトでは12日、日本人の双子の姉妹の様子を伝えた。この双子は今年30歳の久保等子さんと久保福子さんで、背の高さや歩く姿、笑い顔はほんとうに瓜二つだ。
等子さんは東京に住んでいる。芸術史の修士号を持つ等子さんは、もともと古典芸術に関わる仕事をしたいと考えていた。しかし安定した給料を求めて、今は自分の専門とはまったく関係のない仕事をしている。毎日の就業時間は14時間だ。
等子さんによると、日本人の水準からすれば彼女はラッキーなほうだという。日本の総務省が発表したデータによると、日本ではいま20歳から30歳の3分の1が正規の仕事についておらず、25歳以下の人たちの失業率は最高レベルだ。20年前にバブルがはじけてから、日本の経済は停滞した状態が続いているため、等子さんと同じぐらいの年の人たちは、経済が繁栄しているというのがどんな感じなのかを全く知らない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月16日