菅内閣には「柳腰外交」が必要

菅内閣には「柳腰外交」が必要。 日本の菅直人首相は日本時間11月13日午後5時20分頃、パシフィコ横浜の会議室入り口で中国の胡錦涛主席を静かに待っていた。胡錦涛主席が現れると、菅首相と胡主席は握手を交わしたが、その後の着席前にも菅首相は再び胡主席に手を差し出した。日本が両国の指導者の会談にこれほど期待するのはなぜだろうか…

タグ: 菅内閣 柳腰外交 菅直人首相

発信時間: 2010-11-18 16:27:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

次に、菅内閣が直面する苦境とも切り離すことができない。時事通信社は12日、菅内閣の支持率は27.8%に大幅に下がり、今年6月の菅内閣発足後最低となり、不支持率は51.8%に達したと報じた。同社は、釣魚島沖での中国漁船衝突事件や、メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問における「弱腰外交」が支持率低下の主な原因だと分析する。特に、日本とロシアの領土争いがヒートアップする中で、日本は「2正面作戦」にはまり、菅首相は中国との関係を緩和させる必要に迫られている。

日本人コラムニストの加藤嘉一氏は英『フィナンシャル・タイムズ』の中国語サイトに、中日関係が修復できるか、未知の状況下で様子を見ながら前進できるか、次の焦点はAPEC首脳会議になるに違いないとする文章を発表した。今会議は菅内閣にとって大きな試練となり、外交政策で続けて「点を失っている」菅内閣は国内外で信用を取り戻せるか、そして内閣支持率を上げることができるかに注目する必要がある。

こういった状況下で、中国が両国指導者の会談に同意することは、日本にとって大きな意味がある。台湾『旺報』はこれを「APEC初日に日本が得た中国からの大きな贈り物」とした。

しかし、中日関係の見通しははっきりしていないとする日本メディアもある。共同通信社は、双方は漁船衝突事件で悪化した両国関係の改善をめぐって意見交換を行ったが、双方の釣魚島の主権問題における主張は未だに対立しており、会談では戦略的互恵関係を構築することの重要性が確認されただけだと報じた。そのほか、この会談は漁船衝突事件の発生後初めてとなる正式な首脳会談となったが、時間はわずか22分で、双方の関係修復が難しいことを示した。一方、英BBCは、日本メディアの報道を引用し、中国側が日本側に会談を通知した時に決められていた時間はわずか10分だったが、最終的に会談は22分に及んだことを伝えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月18日

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