日本の防衛省と自衛隊の関係者は27日、陸上自衛隊の調整機能を強化するため、全国に5つある陸自方面隊を指揮する「陸上総隊司令部」を創設する計画について、すでに防衛省が最終調整に入ったことを明らかにした。共同通信によると、防衛省はこの計画を政府が来月10日に決定する「防衛計画の大綱」に盛り込む考えだ。
防衛省の計画では、現在の5つの方面隊のうち、関東地区の防衛を担当する東部方面隊は廃止し、関東に陸上総隊司令部を置く。また、東部方面隊の第1師団を、東京一帯の防衛やテロ活動、ゲリラ攻撃に対処する独立部隊の「首都防衛集団」に格上げする構想だ。
「人民網日本語版」2010年11月30日