韓国を抱きこむ菅首相の打算とは

韓国を抱きこむ菅首相の打算とは。 菅首相の韓国との協調強化は、表面的な理由は朝鮮の脅威に対応するためだが、日本の狙いが別のところにあることは分かっている。それは中日間で釣魚島をめぐるもめごとが再発し、日露間でも北方領土問題で矛盾が起こり、多くの敵から攻撃されている感覚だ。さらに重要なのは、日本は世界2位の経済大国の座を奪われ…

タグ: 韓国 朝鮮 砲撃 日本 菅首相

発信時間: 2010-11-30 16:25:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本の菅直人首相と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は今月15日、植民地統治時代に韓国から略奪した儀典書を引き渡すという文化財譲渡協議に調印した。

朝鮮と韓国が23日に、論争中の「北方境界線」付近で互いに砲撃したあと、菅首相はすぐに李明博大統領と電話会談し、韓国を支持し朝鮮を非難すると述べた。

米韓が合同軍事演習を実施した29日には、菅首相は再び韓国を支持し、日米韓3カ国同盟を強化するという立場を表明。そして偵察機、イージス護衛艦、P3C哨戒機、EP-3電子情報偵察機、早期警戒管制機などを出動して警戒を強化した。

菅首相の韓国との協調強化は、表面的な理由は朝鮮の脅威に対応するためだが、日本の狙いが別のところにあることは分かっている。それは中日間で釣魚島をめぐるもめごとが再発し、日露間でも北方領土問題で矛盾が起こり、多くの敵から攻撃されている感覚だ。さらに重要なのは、日本は世界2位の経済大国の座を奪われ、未来に対しては恐れで満ち溢れており、日韓の安全や国の安全保障業務を強化しようという日本の呼びかけは、米国がアジアに戻るという攻勢にちょうど同調することができる。

しかし日韓の間に存在する独島(日本は竹島)の主権問題や歴史教科書問題、慰安婦問題、靖国神社参拝問題などはまだ解決しておらず、安全分野で両国間の協力範囲がさらに拡大するのはそうたやすいことではない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年11月30日

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