社民党の福島瑞穂党首は5日、千葉県八千代市での街頭演説で、北沢俊美防衛相が目指す武器輸出三原則見直しに関し「菅直人首相に『見直しは駄目だ』と、がつんと言う」と述べ、6日の党首会談で堅持を求める考えを示した。
共同通信が伝えたところによると、福島氏は街頭演説で、「日本の武器を海外に売るかどうかの岐路だ。いったん軍需産業に依存したら、戦争がないと生きていけない社会になる」と懸念を表明した。
日本内閣は1967年、武器輸出三原則を発表し、共産圏(社会主義国)、国連での武器輸出禁止決議国、紛争当事国には武器を輸出しないという原則を定めた。
「人民網日本語版」2010年12月7日