「天安号」事件や「延坪島砲撃」事件、半年余りにわたる米韓及び日米の立て続けの軍事演習により、北東アジア地域はずっと高度な危険状態にある。
日米の仮想敵国はどこか
12月3日から10日までの8日間、日本周辺の海域・空域及び基地では「史上最大規模の日米合同軍事演習」が繰り広げられている。
米韓は数日前、米韓合同軍事演習は朝鮮を対象としたものであり、「朝鮮を武力でけん制する」と公言した。それでは日米合同軍事演習の仮想敵国はどこなのだろうか。対象は一国なのかそれとも複数国なのか。
日本の北沢俊美防衛相は軍事演習前にメディアに対し、「周辺の安全保障環境の変化は、当然、考慮には入るが、そのことによって特定の国を対象にするということではない」と語った。
しかし日本防衛省のある官僚は、「日本には西南諸島の住民を守る能力があることを中国に表明しなければならない。これも日本の“抑止力”の体現である」と公に述べている。
『読売新聞』は、日米合同軍事演習の一環として米海軍第7艦隊も参加するため、ある程度は東海の中国海軍に対するけん制であると解説する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月7日