11月23日の東京新聞の社説ではこのように述べられていた。「国民は政権交代によって新しい流れが生まれると期待していた。しかし、民主党政権の言動は国民を失望させてしまった。このような失望は政党や政治に対する信頼感を完全に失ってしまうことに繋がった。このまま放っておけば、政府は益々力を失い、過激な考えがはびこるだろう。この流れは第二次世界大戦前の日本に似ている。今の状況はあの頃の日本に正にそっくりである。」日本の知識人は皆、「日本は政治や経済においても国民の積極性においても、坂道を下り深い谷に向かおうとしている。もしかすると、谷底まで行き着いて痛い目に遭って初めて、間違いに気付くものなのかもしれない。そして、そこから這い上がってくるやる気を取り戻すのかもしれない」と述べている。
「日本はめまぐるしく変化していく世界に置いて行かれようとしている。日本は安定を失い、国民が安心できない社会になるかもしれない。」このように話してくれたのは自民党議員の秘書である。また彼は「このような心配をする人は少ない。多くの国民、そして国民に『コントロール』されている政治家たちは揃いも揃って、内向的な流れの中心に居て、内にこもりがちな『オタク』路線まっしぐらである。」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月15日