第170回漢語角特別交流会の様子。段躍中撮影
6.「漢語角―日語角」同盟を計画
政治、経済、社会、文化などの各分野で中日交流が盛んになるにつれて、中国での日本語角が増加している。日本の漢語角と中国の日語角が少しずつ関係を深めており、「漢語角-日語角」同盟計画に期待がもてる。段躍中氏が4月日本駐華大使の宮本氏を訪問した際に、日本に100の漢語角を創建し、中国で1000の日語角を創建する考えを始めて発表した。その後東京漢語角は相次いで、同済大学日語角、北京日語角、北京徳匯日語角、青島アニメ日語角、上海漢院日語角などの多くの日語角と交流会を挙行し、友好関係を築いている。
7.李小林氏ら中国の著名人が漢語角を応援
日本滞在中の中国人民対外友好協会の李小林副会長が11月22日東京のホテルニューオータニで日本僑報社張景子社長の取材を受けた。僑報社が主催する漢語角がここ三年間に多種多彩な活動を行い、ますます多くの日本人に受け入れられてきていることに対して、李小林副会長が感激された。漢語角が日本僑報社の更なる向上を促し、さらには中国語愛好者の中日友好への貢献となることを期待していると述べた。李小林副会長と共に来日した有名女優の殷桃氏、俳優の周一囲氏も同時に日本僑報社の取材を受け、漢語角に揮毫した。
8.初の室内漢語角が誕生
初の室内漢語角が6月19日東京小平市で開催された。東京星期日漢語角や浦和漢語角、移動漢語角はいずれも公園または駅前広場で開催され、悪天候のもとでも熱心に続けられてきたが、やはり雨や雪の日にいい場所を探すのは一苦労である。また交通の問題や時間の関係で東京漢語角に参加できない人々のために、東京郊外の小平市で室内漢語角を行うことになった。その他、日本湖南人会会員が主催の広島漢語角が8月29日に誕生し、広島テレビで第一回交流会の様子が大々的に放送された。
9.漢語角の青海地震救援募金活動の写真が北京の軍事博物館で展示
東京漢語角が行った青海地震救援募金活動の大判写真が今年9月中国人民革命軍事博物館に展示された。募金活動は日本湖南人会が発起し、今年4月25日東京の漢語角で行われた。日本の各界の人々や在日中国人が率先して募金を行い、被災地の住民への思いやりと、玉樹が一日も早く復興し元通りの生活が送れるようにと願う気持ちを表した。
10.漢語角が「世界漢語角連盟」を発足
3月7日に開かれた日曜日の東京漢語角第129回交流会で、漢語角創設者であり、日本湖南人会会長の段躍中氏が「世界漢語角連盟」という構想を紹介した。世界各地の漢語角をまとめることによって中華文化を広め、公共外交を促進させ、中国のソフトパワーを高めようというものである。それをうけて9月に東京漢語角とハワイ中国文化センターが友好関係を結んだ。12月には中国新聞社湖南支局の講演会で段躍中氏が「華僑のいるところ全てに漢語角を設立する」と提案し、メディアの関心を集めた。 (訳・作田幸子)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月29日