資料写真:日本の航空自衛隊のF2戦闘機
米日刊紙は17日、日本は来月にも次期戦闘機導入計画(FX)に関する提案要求書(RFP)を発表し、旧式のF4EJに代わる戦闘機として50機の新型戦闘機を購入する計画だと伝えた。
業界関係者によると、日本の防衛省は来月RFPを発表し、入札書類を審査する時間を節約し、年内に決定を出す方針だ。今年度内に決定すれば、2012年の予算に盛り込まれることになる。(日本政府の会計年度は毎年4月1日からとなっている)
日本の防衛省は6機種の候補を挙げているが、日本のメディアによると、候補はロッキード・マーティンのF-35、ボーイングのF/A-18E/F、ユーロファイター・タイフーンにしぼられているという。日本はこれまでに導入された大多数の軍用機と同様、FX戦闘機も日本での組立・生産を要求、三菱重工がその役割を担う可能性が最も高い。
日本の航空自衛隊は昨年、FX計画を2011年度予算に計上する方針だったが、期限を引き延ばした。それにより、FX計画を勝ち取ったメーカーがその後のFXX計画も獲得するだろうとみられている。FXX計画ではより多くの戦闘機が購入され、航空自衛隊のボーイングF15戦闘機の一部が交替することになる。
三菱重工のF2戦闘機生産ラインは今年末に閉鎖する予定で、国産の次期戦闘機は2030年にようやく導入される見込みだ。日本の工業界はFX戦闘機を2028年までに生産し、一貫性のある戦闘機生産能力を保ちたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月22日