在日中国人「杜拉拉」日本奮闘記①日産の女性課長

在日中国人「杜拉拉」日本奮闘記①日産の女性課長。 日本の『中文導報』によれば、『杜拉拉升職記』(「Go Lala Go!」)におけるOLたちの奮闘過程が数多くの視聴者を魅了しているという。在日中国人の中にも、杜拉拉(ドゥーラーラ)のような女性が数多く存在し…

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発信時間: 2011-02-24 09:54:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の『中文導報』によれば、『杜拉拉升職記』(「Go Lala Go!」)におけるOLたちの奮闘過程が数多くの視聴者を魅了しているという。在日中国人の中にも、杜拉拉(ドゥーラーラ)のような女性が数多く存在し、その学識や智恵、粘り強さ、勤勉さを武器に事業を成功させ、同僚に賞賛されている。ここでは、中国人女性3名の日本の職場における奮闘過程を描写したい。

日産自動車に在籍する中国人の女性課長

来日前、専業弁護士だった銭祝慧女史は、1994年に私費留学で来日した。1998年、慶応義塾大学法学院で法学修士取得後、日本の大手企業NECの法務部に就職。2003年には法務部主任に昇進し、翌年の2004年には日産自動車の法務室に転職。日本の他の大企業と比べ、日産はフランスのルノーが主な株主であり、全世界に多くの子会社を持っていることもあり、会社の役員や部長には欧米人が多く、名実ともに国際的大企業と言える。

2005年、日産法務室国際法務課長に抜擢されたのは、転職してまだ1年の銭女史だった。しかも、日産が日本で採用した中国人社員では初の課長となった。大企業の生存競争は激しく、女性社員の昇進は特に難しいが、銭祝慧氏はそれに打ち勝った。会社がまず評価したのは、彼女の群を抜く業務能力だった。

国際的企業の日産で使用される言語は、英語と日本語である。社内の各部門間の連絡でも、日本語のほかに英語を使用しなければならない場合がある。法律文書の作成や商談はなおさら英語中心である。中国関連プロジェクトであれば、更に中国語も必要になる。高い言語や文章力が要求される法務部で、彼女は3言語を自在に使いこなし、その上、中国の法律業界と日本の大企業での豊富な経験を現在の業務にフル活用することで、業績を大きく上げた。

銭女史は言う。企業で働くとき、国籍は関係ない。商談の際、まず認識しなければならないのは、自分が日産自動車の社員であること。常に日産のために仕事をし、日産の立場に立って考える。これは自分の国籍と関係なく、国際大企業で働くために必要な認識でもある。

管理職に昇進後も、彼女は期待を裏切らない働きをしている。会社は管理職に対し、毎年年始にノルマと高い目標を設定し、年末にその評価を行う。そして、その評価結果によって業績ボーナスを確定するのだが、彼女は毎年高い評価を得ている。

現在、彼女は、日産の全世界におけるOEM業務関連プロジェクトと日産乗用車業務関連の中国(香港、マカオ、台湾を含む)地区プロジェクトを兼任、そして課内部の人事や専門教育なども行っており、日産法務部門で最も業務量の多い課長となっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月24日

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