北京時間13日午後9時55分、人民網後方本部は日本地震報道チームと連絡を取った。現地派遣の王艇記者によると、報道チームは宮城県仙台市に到着し、現在、市内はほとんど停電しており、水道も止まっている。スーパーでも飲料水がまったくない状況で、さらに原発の放射能汚染を恐れて、街頭にはほとんど人影もないとのことだ。
現在、仙台市内の商店もすべてシャッターを閉めている。報道チームが入った時、酒屋の人は、市内は水道も止まり、電話も通じず、レストランは営業しておらず、スーパーは閉まっていると語った。仙台市は原子力発電所から比較的近いので、人々は放射能汚染を恐れて、街頭にはほとんど出ていない。どのスーパーでも甘い飲料があるだけで、のどの渇きを潤すことはできず、水はもう買うことはできない。被災地の人々で離れることができる人はほぼすべて現地を離れた。道路上では多くの自衛隊の車が見受けられ、水を運んだり、隊員を運んだりしている。
王記者によると、人民網の現地報道チームは、現在まだ中国の救援隊と連絡が取れていないとのことだ。
「人民網日本語版」2011年3月14日