日本自衛隊の中央特殊武器防護隊が15日、福島第1原子力発電所に到着し、反応炉の除染業務を担当することとなった。
同部隊は日本中央特殊武器防護隊と呼ばれ、部隊全体の装備は最新式の防護服を具えている。しかし陸上自衛隊によると、原子力発電所の放射線防止の処理訓練を受けたことがないため、原子力反応炉の燃料棒溶解の解決問題については経験がなく、東京電力の原子力専門家と協力し、専門家の指導下で除染作業に従事するしかないと述べている。
日本の防衛省は同隊が反応炉の爆発時に役割を発揮することを希望している。しかし原子爆弾の攻撃への対応のみを訓練してきた同隊にとって、原子力反応炉の爆発事件にどのように対応するかには対応策がない情況だ。
「人民網日本語版」2011年3月16日