「発送は無期限に延長させていただきます。」「日本代理購入商品についてはご注文を停止しております。」中国のネットではここ数日、日本代理購入ショップがこうしたお知らせを貼り出している。日本の大震災の影響で一部の代理業者は配送が難しく行くこともままならない。在庫不足などによりしばらく日本商品の代理購入サービスを停止するとしている。
粉ミルク、化粧品の影響大
タオバオで「日本代理購入」と検索すると、3600あまりの関連ショップが抽出される。しかし昨日「オンライン」だったショップは1700くらい。多くのオフラインショップはトップページに「発送を停止しております」「注文を停止しております」と表示している。ざっと計算しただけでも「閉店」しているショップは1000店以上に及んでいる。
地震の影響で「閉店」しているショップの多くは日本から化粧品や粉ミルクを主に扱っている業者だ。ある東京にある代理店は「日本のパートナーに代理購入を手伝ってもらっていたが、震災後、入荷の方法がなくなった」と表示している。彼のネットショップはすでに注文を停止しており「しばらく休んでから、おそらく4月くらいに回復してくると思っている。」といっている。別のファッションの代理商ははっきりと「無期限で発送を停止しております。」と提示している。「発送不可」により閉店を余儀なくされているのはほとんど小規模店舗だ。大型ネットショップは堅調だ。ある大規模ショップの日本ドラッグストアは顧客サービスに「大規模ネットショップには在庫が十分ございます。基本的に対処できますので、大きな影響はございません。」と表示している。
北京市の輸入食品を主に扱っているスーパーマーケットでも日本からの輸入商品は基本的に通常通り供給されている。久光百貨地下スーパーでも「スーパーは今のところ影響はあまりありません。」とのことだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月22日