1キロあたり100円する日本の「コシヒカリ」は超高級米として有名だ。「賽特」や「華堂」などのショッピングプラザを取材して分かったことだが、これら日本産のお米は皆品切れ状態だという。日本側の発注・輸入を担当する代理業者である中糧グループによると、ブランドの公式販売サイトでも在庫は極わずかである。
以前、新潟産のブランド米である「コシヒカリ」は大きな波紋を呼んでいた。2キロの新潟産コシヒカリが市場では198元で販売されており、1キロ当たり50元と超高価格だったからだ。同じ品種の山形県産「コシヒカリ」も178元で、中国産のものより10~30倍も高い。
これら高級ブランド米の主要販売店である、華堂スーパーでは、震災後、日本からの入荷が滞っている。昨日、華堂の責任者は「日本のお米は直接購入してスーパーに入荷している。現在、どこの店舗も品切れ状態であり、国家の関係部門に報告し、供給ルートを回復できないか検討している」と述べた。「コシヒカリ」は新潟県産と山形県産ともに売り切れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月25日