漢語角で日本人に中国語の発音を教える段文凝さん。段躍中撮影
「日本僑報」によると、以前、星期日漢語角(毎週日曜日東京池袋で開催されている中国語会話サークル)に度々参加し、ボランティアで日本人へ中国語の発音を教えていた、元天津テレビ局アナウンサーの段文凝さんは、この4月より日本のNHK教育テレビの中国語学習番組(「テレビで中国語」)の出演者の一人として日本人学習者に中国語を教えており、その可愛らしいルックスと耳に心地よい発音が日本人に大人気である。
昨年9月より、来日後間もなかった段文凝さんは星期日漢語角に度々参加し、毎回漢語角の参加者より高い評価を得ていた。彼女は漢語角にいる午後2時から4時過ぎまでの時間、日本人学習者の発音を直してあげたり、学習者と一緒に教科書を読んだりと、とても忙しく振舞っていた。
日本人は段文凝さんのことを、さすが天津テレビ局のアナウンサー、中国語の発音がやはり全然違う、素晴らしいと賞賛した。ある人は、もし段さんが中国語教室を開くなら、絶対入りたい、とも話していた。
段文凝さんが日本の新年度である4月よりNHK教育テレビの中国語学習番組に出演しているという知らせは、当番組を見た漢語角参加者より紹介されたものである。この参加者は、段文凝さんの可愛いキャラクターと耳に心地良い発音は、すぐに日本人の高い評価を得て、掲示板やツイッターなどで多くの人が「段文凝さんが素晴らしい」と書いている、ということも紹介した。
漢語角の創設者であり日本湖南会会長の段躍中さんはこう語っている。漢語角を創設して間もなく4年、ここまで続けることができたのは、多くの段文凝さんのような熱心なサポーターのおかげである。今回段文凝さんがNHKテレビ番組に出演したことは、漢語角参加者にとって励みとなるものであり、今後多くの日本人が中国と中国語の学習に関心を持つようになるだろう。中国文化を広め、日中友好貢献推進のため、段文凝さんの更なる活躍を期待している。(訳・古澤聡)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月8日