震災が日本政界にもたらした「少壮派」台頭の風

震災が日本政界にもたらした「少壮派」台頭の風。 日本メディアはよく、日本には国を代表できる「顔」がないという。通常、この「顔」とは、内閣総理大臣、つまり菅総理を指すが…

タグ: 震災 日本政界 少壮派 台頭 中国 枝野幸男

発信時間: 2011-04-29 10:41:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

チャンス到来、あるいは「時代による英雄の輩出」とでも言うべきだろうか。菅総理の無意識の組閣人事に加え、自民党等の野党による倒閣運動で、仙谷前官房長官や前原前外相が内閣を追い出され、菅内閣に「目ぼしい」人物がいなくなったことで、少壮派に一つのチャンスが生まれたのだ。野党の行動が裏目に出て、日本の政界に新しい息吹をもたらした。今後も自民党が民主党との大連立を拒否し続けるのであれば、民主党の少壮派が十分な力を持つようになった時、自民党は大いに後悔することになるだろう。

「第二の顔」は首相への近道

佐藤栄作、竹下登、宮沢喜一、小渕恵三、安倍晋三、福田康夫等、日本の歴代首相の多くは、みな過去に内閣官房長官就任の経歴を持っている。官房長官は、政府のスポークスマンとして頻繁にメディアに登場し、国民に接する機会も多く、よく国家の「第二の顔」と称される。また、時には福田康夫氏の時のように、「第一の顔」としての役割を果たすこともある。枝野氏もまたその後に続く形で歩みを進めており、民主党政権が継続する限り、枝野氏が首相となる可能性は高いと見られている。

民主党には前世紀50~60年代に生まれ、一般人で大学卒業後に弁護士や教師を経た後、松下政経塾に入り、そこから政界に身を投じた若い政治家達がいる。彼らは自身を「政策新人類」と呼び、今まさに「少壮派」として台頭してきている。その代表的人物には枝野幸男、前原誠司、玄葉光一郎、野田佳彦等がいる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月29日

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