5月3日は日本の「憲法記念日」である。日本各地では「憲法」に関する様々な催しが開かれた。愛知県平和委員会は119名の青少年を対象とし、名古屋市の街頭で調査を行った。その結果、5割以上の青少年が日本の武力放棄に賛成し、6割の青少年が自衛隊の現状を維持すべきと答えた。
「中日新聞」の5月4日の報道によると、調査に参加した119名の青少年の中には小学生も含まれていたという。「自衛隊の現状維持に賛成するか」という質問に関して、63%の青少年が憲法第9条第2項を変えず、自衛隊の現状を維持すべきだと答えた。
「憲法を改正すべきか」という質問に関して、およそ半分の青少年が「分からない」と答え、また、54.6%の青少年が、「武力放棄」の現状を維持すべきと答えた。その理由は「日本が武力を使用しない国であることに誇りを感じる」というものだった。
この調査の中で、多くの青少年が今後の生活を心配していることが分かった。大地震と原発事故の影響が続く中、多くの青少年が「これまでの生活に慣れ過ぎている」とし、今後の日本の変化に抵抗感を感じると答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月5日