モスクワで開かれた2011年世界フィギュアスケート選手権大会が閉幕した。女子シングルは日本の安藤美姫選手が韓国のキム・ヨナ選手を敗して優勝を飾った。キム・ヨナ選手は前回の世界選手権に続いて再び2位となった。安藤選手の整形前の写真が韓国のインターネット上で広まり、アクセス数が一度はトップになった。その写真の容貌は現在とは似ても似つかないものだ。
安藤選手は日本でも「美女」と呼ばれ、今年の世界選手権では個人の魅力を最大限に発揮した。ショートプログラムでは0.33差でキム・ヨナ選手の後につけたが、2日目のフリープログラムで最高の演技をし、1.29ポイント差で見事逆転優勝し、浅田真央選手に続いて2大会連続優勝を果たしたアジア選手となった。安藤選手が勝利を喜ぶ傍らには、自らのミスを悔やむ、キム・ヨナ選手の涙の姿があった。韓国メディアやネットユーザーは、この結果に残念でならないとコメントした。
韓国の大手サイトや個人ブログで今月2日、安藤選手の整形前の写真が広く転載された。写真の容貌は安藤選手とわかるものとはいえ、歯や両頬などが明らかに今とは違った。この写真の検索は一度、アクセス数がその日のトップになり、「え、ウソっ!これ本当?」「こっそり整形してたなんて!」「顔は生れつきのものだけど、あまりにブスだと見るに見かねる」といった驚きの声が韓国のネットユーザーの間で聞かれた。
写真はすでに広く出回っているが、安藤選手と所属企業は回答を控えている。前にキム・ヨナ選手の整形前の写真も流出したが、こうしたことは成功後、女子選手に直面する厳しい難題といえる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月4日