「環球時報」はこのほど、日本の松本剛明外相に書面インタビューを行った。
環球時報:今回の地震で、中国政府と民間は日本を支援し、「環球時報」も中国人学者100人が中国の民間に日本への支援を呼び掛ける意見広告を掲載した。一部の国際メディアはこれは中日関係を改善するきっかけになると見ているが、この見方に賛成か。
松本外相:中国からの援助に、多くの日本国民が深く感謝している。そのほか、地震発生の数日後、貴紙は学者100人が日本への支援を呼び掛ける意見広告を掲載した。このような多くの影響力のある方々が発した言葉は心温まるもので、広く伝わり、中日関係にも好影響を与える。これには私個人も非常に注目している。この意見広告は日本国内でも大きな反響を呼んだ。
今年はちょうど辛亥革命100周年に当たり、来年は中日国交正常化40周年を迎え、ともに中日関係にとって重要な年である。今回の震災での中国からの支援と温かい友情によって、この重要な年に中日両国の長期にわたる交流と深い友情の歴史を改めて振り返り、未来に向かい、「戦略的互恵関係」の内容を充実させ、両国国民の感情を改善できることを望んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月12日