日本の中文導報によれば、3月11日の東日本大震災、福島原発事故の影響で、東京都の中国人増加が始めてマイナスに転化した。2011年4月1日現在、東京都の中国人都民は16万4176人で2011年1月1日から496人減少、初めてマイナスになった。福島原発事故の長期化に伴い、東京都の中国人の増減が日本で安心して働き続けられるのかを占うものとして、人々の注目を集めている。
2011年4月1日現在、中国人都民は16万4176人、東京都の外国人人口 (41万8258人)の39.3%を占め、2010年7月1日、東京には5つの1万人以上の中国人が暮らす「社区」が出現していた。2011年4月1日には、1万人を超す「社区」は5つから4つに減少している。江户川区(12167人)、新宿区(11960人)、豊島区(11751人)、江東区(10435人)。
また、かなりの中国人東京都民は暫定的に関西に避難している。一家を挙げて帰国したものもいるが、このような状況は長くは続かない。一時的なものだろうが、なお一定期間の観察が必要だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月17日