錦鯉は日本で「泳ぐ宝石」といわれる。鮮やかな色、美しい姿で、日本の庭園を彩る重要アイテムで、「観賞魚の王」という称号があるほどだ。
錦鯉の原種は赤色で、中国の西晋時代(265年~317年)にすでに記録に残っている。赤い鯉は観賞魚として、明時代(1368~1644年)には一般に広まった。その後、赤い鯉は朝鮮を経て日本に伝えられた。最初は貴族が池の中で観賞するだけで一般人は観賞する機会がなかったが、長い時間を経て人工飼育でさまざまな色の鯉を飼育できるようになり、美しい芸術品となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月26日