18世紀初め、日本の新潟県中越の山古志村の村民が田畑で働いていた時に、非常に美しい色の鯉を見つけたという言い伝えがある。この魚が獲って食べられてしまうことを恐れて、家の池で飼育した。長い冬、低温が魚の遺伝子を変化させ、何代にもわたって鯉の色は変化していき、当時「花鯉」と呼ばれるようになった。
純血種の鯉の価格はかなり高価で数百万円の鯉もいる。数千円で買った稚魚を5年間飼育し、最終的に100万円で売り出した人もいるそうだ。日本では毎年、錦鯉の品評会が行われ、第1位の鯉は数百万円また数千万円以上の高値がつく。