人工心臓をデザインした川崎和男「デザインで世界の平和を維持できれば」

人工心臓をデザインした川崎和男「デザインで世界の平和を維持できれば」。 川崎教授は電化製品、日用品、人工心臓などのデザイン分野で世界でも広くその名が知られている。自らが提唱する「Peace-Keeping Design(PKD)」運動に言及し「国連は、国際連合平和維持軍を作ってきたが、銃がある。だから武器を捨てさせるということがこの運動の一番の狙いだ。デザインを通じて、世界の平和を維持できればと思っている。」と話した。

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発信時間: 2011-06-30 11:00:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
 


デザイン――世界を変える

 6月29日午後2時、大阪大学の川崎和男教授による「デザイン――世界を変える」という講座が北京の中央美術学院で開催された。

 
会場の様子

 今回の講座は国際交流基金北京日本文化センターが主催する「現代日本探究シリーズ講座」のひとつであり、200名あまりの教師や学生たちが参加した。


川崎和男教授

 川崎教授は電化製品、日用品、人工心臓などのデザイン分野で世界でも広くその名が知られている。今回の講座で「今まで、デザインというのは数少ない高所得者層のためにサービスを提供していた。しかし私は、デザインはより広い大衆に向けたものになるべきだと考えている。」と語った。また、自らが提唱する「Peace-Keeping Design(PKD)」運動に言及し「国連は、国際連合平和維持軍を作ってきたが、銃がある。だから武器を捨てさせるということがこの運動の一番の狙いだ。デザインを通じて、世界の平和を維持できればと思っている。」と話した。

  
川崎教授デザインの人工心臓        川崎教授デザインの話題のメガネ

 国際交流基金北京日本文化センターは今年4月から、「現代日本探究シリーズ講座」と題し、日本の各分野で活躍している学者、芸術家、専門家などを招待して中国で講座を開催しています。現在の日本に対する理解を促進し、視野を拡げ、中日両国の人々が対話し交流するプラットホームを提供することを目的としている。

「中国国際放送局 日本語版」より 2011年6月30日

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