山東で無農薬農業行う日本企業 5年赤字の裏側

山東で無農薬農業行う日本企業 5年赤字の裏側。

タグ: 朝日緑源 日系企業 山東 農業 高級農産物市場

発信時間: 2011-07-12 15:04:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

朝日緑源が説明

村民の疑問に、朝日緑源の前島啓二副社長は慎重に答えた。「あるメディアは、同社が日本のために食糧を生産していると誤解している」と前島氏。

前島氏は6月22日、「今のところ利益は出ていないが、プロジェクトを始める前に覚悟していた。利益を出すことが目的ではなく、農業モデル基地を建設し、高品質の農産品を提供することが目的だ」と述べた。同社は収益計上時期を10年後としており、その期間は土壌育成期である。前島氏は、日本に昔から「作物つくる前に土つくれ。土つくる前に人つくれ」という言葉があるように、土壌の質を最も重視していると話す。

現地の人たちの評価を受け入れるという前島氏によると、同社は循環型生態農業を初めて行い、まだ実験中であるため、最初の5年に問題が生じるのは仕方なく、徐々に改善している。自身も栽培理念が現地の農民と全く違うと感じているという。

朝日緑源の牛乳の価格は1リットルあたり22元で、国内の他のメーカーの1.5倍だ。イチゴは1キロあたり120元。同社のイチゴは5年前に上海で発売され、イチゴの最高価格を更新した。

現地の人たちは同社の金を燃やすような栽培方式を理解できないでいるが、その品質は認めている。

高級農産物市場が巨大なパイに

 

     1   2   3   4   5   6    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。